なこのすけらいふ

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50代、股関節インピンジメントの私の股関節日記【その8】関節液(滑液)について

50代の股関節痛はこのまま痛みが増すと人工股関節の手術になるのでは、と不安になるものです。(写真ACより)

あれほど長い間困っていた股関節痛が、ほぼなくなりました。

立つと痛い、歩くと痛い、座ると痛い、寝たらもっと痛い、と日常生活に不自由を来していた私の股関節痛ですが、ここ数ヶ月の健康本によるリハビリとプール通いで見違えるほどの回復ぶりです。

ほとんど変化のなかったあの整形外科での5ヶ月ものリハビリはいったいなんだったのでしょうか。。。

原因がはっきりせず、故に改善方法も「これだ!」とは言いきれない「モヤっとした身体の不調ってけっこうありますよね。

頭痛、関節痛、筋肉痛、めまい、ふらつき、耳鳴り。。。

ドクターショッピングしているうちに、気がついたらいつの間にか治っていた、なんてこともあります。

なぜ症状が出たのか、なぜ治ったのかもわからない。

でも、わからないことにいつまでもとらわれていても専門家でない私には無駄な時間なので、とにかくアタリをつけて色々とやってみることにしています。

前置きが長くなりましたが、私の股関節痛に話を戻しましょう。

健康本の類や整骨院、整形外科の先生方のブログなどはよく参考にはさせていただきますが「全てが自分にあてはまるわけではない」と常々思っています。

ですが、本に紹介されていた体操と、週に一度のプールでの水中ウォーキングと軽い水泳で、私の股関節痛は劇的に改善しました

本を見てやっている体操をのことを書いた過去記事はこちらです。

 

nakolife.hatenablog.com

 

本にも書いてあったのですが、関節には「関節液(滑液)」というものがあって、これが関節軟骨の間の潤滑油のような役目をするとともに、関節軟骨へ栄養を送る役目をするのだそうです。

下記の医院のサイトには更に詳しく書かれていて、とても理解しやすいのでご紹介させていただきます。

関節のお話 その2 関節液の役割(潤滑と栄養) | 整形外科医の日常診療から


関節軟骨がすり減って摩擦が増し関節痛が起きる、ということはよく知られています。

ですが、軟骨も骨と同じく新陳代謝していて、加齢によって減るスピードが増えるスピードを上回ると軟骨自体が減っていくのだそうで、この軟骨を減らさないことも大事だけれど、軟骨を増やすことも大事、そして軟骨に栄養を供給するのが関節液というわけ。

じゃあ関節液はどうすれば増えるのかというと、「動かすこと」。

でも動かすと痛みが出るじゃないですか。

なので、結果として水中の浮力を活用するのが一番!なんじゃないかと、私自信は思っているわけです。

今まで数々の整形外科にかかってきましたが、関節液のお話しをしてくださった先生はいませんでした。

「どうせわからないだろう」「どうせ水泳とかめんどくさがってやらないだろう」と決めつけるより、こうした説明をしてくださるとよかったのに、というのが医療関係者とのコミュニケーションが苦手な私の感想です。

あまりに劇的に痛みが治まったので嬉しくて色々書いてしまいましたが、同じことが誰にも良い効果があるかはわかりませんので、同じような悩みのある方は参考程度になさってくださいね。

とにかく自己流の場合は「痛い」リハビリは禁物、これだけはいえると思います。
痛みを伴う自己流のリハビリがどれだけ自分にダメージがあったか、というお話も後日紹介したいと思います。