今年の目標のひとつが「体力作り」です。
長年のデスクワークで、立ち上がるといえばトイレとコピーだけ、足腰もすっかり弱りました。
長時間のデスクワーク、自宅ではネットにテレビ・・・。現代人は、1日の大半を座って過ごしています。
長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に害を及ぼすことがわかってきました。
座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があります。
1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。
この悪影響は、週末に運動する程度では打ち消すことはできないようです。
私は股関節痛やめまい症も発症して20年続けた乗馬もやめ、50歳で始めたボルダリングもせっかく慣れ始めたもののコロナ緊急事態で止めてしまい、今は運動といえば週に一度の水泳と週末のウォーキング程度になっています。
若いころからスポーツ好きの私の83歳の父は、今は体育館でやるスポンジテニスというシニアスポーツを楽しんでいます。
もともとスキーやダイビング、テニスなどを楽しんできた父ですが、高齢になってできるスポーツも減ってきたということで、スポンジテニスについてはそれほど好きな種目ではないそうですが、「息が上がる程度のスポーツ」を日常に取り入れて心肺機能を高めているのだとか。
昔から「体力は作るもんじゃ」と言い、ハァハァと意気が上がるほどの負荷を身体にかけることを意識しているようです。
職場でこの話をすると、「そもそも体力作りのための体力がない」という話になりました。
確かに。。。
ハァハァいうほどの負荷をかけられる体力、今の自分にはありません。
コロナ前に通っていたスポーツジムのプールで泳いでいましたが、25mおきに休憩を入れていた私に、毎日来て1㎞泳ぐ70代くらいの女性が
「あんた休んでばっかりやからあかんねん、そんなんじゃ体力つかへんよ、もっと心拍数上げて!もっと自分を追い込まな!!」
と言われ
「いや、無理やがな、溺れるで。。。」
と内心思ったものです。
体力のある人の体力作りのための体力、いったいどこからくるのかなぁ。。。?