なこのすけらいふ

体験したこと、感じたこと、考えたこと

本サイトのコンテンツにはプロモーションを含みます

仕事のストレス解消に、「乗馬」という趣味はおすすめ!


自分は仕事人間だ、いつも仕事のことを考えている、でも仕事がストレスだ、キツイ。。。そんな人ほど、何か趣味を持った方がいいと思います。

そしてその趣味は、できれば仕事とは全く関わりのないような趣味がおすすめです。

 

私がおすすめするのは

「やってるときには他のことを考える余裕がない趣味」

ような趣味です。

 

仕事のストレスが恒常的に続くと、何をしていても仕事のことが頭を離れないことがありますよね。寝ていても、食べていても、リラックスするはずのお風呂に浸かっていても、仕事のことが気になって頭から離れない。。。


辛いですよね。私は辛いです。

「来週のプレゼンはうまくいくのか」

「来週月曜日までに資材が入荷しないと納期に間に合わないぞ」

「社長の来週のご機嫌はどうだろうか…ちゃんと決裁印がもらえるだろうか…」


会社を離れてもこんな考えにとらわれていては、メンタルがもちません。真面目な人ほどオンとオフの切り替えが苦手ですからね。


なので、「趣味」でこれらの「心配ごと」を強制的に断ち切るのです。
それが、「やってるときには他のことを考える余裕がない趣味」です。

 

相手のあるもので、対戦系の趣味など、例えばスポーツもいいですが、野球とかはベンチにいるとか、けっこう動いてない時間が多いですし、テニスなども休憩をとりがち、ゴルフだとゆったりしているので、ついつい仕事のことを考えてしまうスキができてしまいます。

 

私のおすすめは「乗馬」です。

乗馬ってあまりメジャーじゃないですよね。
乗馬は言わずと知れた、馬に乗って行うスポーツです。スポーツの負荷としては軽い方で、ウォーキングやジョギング程度でしょう。

ただ、乗馬の最も大きな特徴は、相手が生き物だということです。しかも人のように言葉が通じません。例えるなら、

 

「全く言葉の通じない宇宙人と一緒に行う協力型ゲーム」

 

みたいなものです。

そして、このゲーム、失敗すると地面に落とされてしまう、というけっこうハードなペナルティーつきです。

乗馬の時間はたいてい40分程度をひとつの単位とされていますから、40分間は馬の背中の上でいかに落ちずに乗っかっているかにかかっています。絶対に相手(馬)以外のことを考える余裕がありません。

 

私は20~40代をワーカホリックに過ごしてきた上に、有り得ないほどの心配性でした。心配性過ぎて、度々過呼吸も起こす有様です。その上趣味らしいものもなく、休日はひたすら家でゴロゴロする生活でした。とにかく休息がしたかったのです。でも土日ゴロゴロしてもまた月曜日が始まる…休日はあっても、ずっと仕事だけにつながってるような感覚でした。


35歳で縁あって乗馬を始めることになり、それは20年ほど続きました。


馬の背中に乗る、という「仕事のことは一切考える余裕のない」作業を毎週することによって、短時間であっても仕事から切り離され、完全にリセットすることができました。


このことは、私の日常に少しずつ心理的な余裕をもたらし、さらに余裕が自信を与えて仕事のパフォーマンスも上がったように感じています。50歳を過ぎてめまい症を発症してからは残念ながら乗馬からは卒業しましたが、私は「乗馬」という趣味が私の仕事中心の生活を支えてくれたと思っています。つきあってくれた馬たちには本当に感謝しています。

 

もし、仕事だけのストレスフルな毎日に陥っているならば、乗馬のように「他のことは絶対考える余裕のない趣味」を探してみてはいかがでしょうか。

何度も私を乗せてくれた馬「摩耶」の似顔絵を描きました