なこのすけらいふ

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朗読レッスン 息読みトレーニング

やるほどに奥が深い、朗読(写真ACより)

昨日は月2回のオンライン朗読レッスンの日でした。

オンラインで朗読のレッスンを受け始めて3年目、これまでは芥川龍之介小川未明小泉八雲などの昔の作家の短編を読んでいたのですが、今初めてのエッセイの朗読に挑戦しているところです。

しかも題材は自作のエッセイ。自分で書いた文章なのだからすんなり読めるはず…という期待は、今見事に裏切られています。


エッセイは基本的に一人称で進みます。セリフらしきものもそれ程なく、波乱万丈な内容でもないために、全体的に淡々とした文章になっています。

しかし、淡々とした文章をただ「淡々と」読んでも聞く人は眠いだけ、ここがエッセイ朗読の難しいところでした。


前回のレッスンでは、センテンスごとのプロミネンスを教わりました。

 

nakolife.hatenablog.com

 

昨日新たに教わったのが、「息読みトレーニング」です。

息読みトレーニングと検索してもネットに情報がほとんど出ないので、朗読の練習方法としてそれ程メジャーじゃないか、別の呼称があるのかもしれません。昔のNHKのアナウンサーはこの練習を取り入れていたのだとか。

練習方法はこうです。

まず、文章を声を出さず息だけで読んでみます。風邪を引いて声が出ない時のような状態です。何をいってるかわかるけど、明瞭な音が出ないために書き取りにくい感じになります。


この状態で読むと、読んでる自分もフラストレーションがたまります。

そこで、今度は大げさな表情や身振り手振りをつけてフラストレーションを補うようにやはり息だけで読みます。

その練習をしてから、その時の自分でつけたかった抑揚や強調したい部分、気持ちなどを覚えておいて改めて普通に声を出して読んでみます。

そうすると、あら不思議!

「読もう」とする意識より「口から勝手に音が出てくる」ように自然な声が出てくるんです。
この効果がスゴイです‼


この練習法で、二週間後のレッスンまで、またしばらく練習していきたいと思います。

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