地域包括支援センターは基本的に土日祝日がお休みのところが多いようです。
介護を支える家族としては仕事を休まなければならなかったりして困っているのではないでしょうか。
我が家では連れ合いの母の独り暮らし在宅介護が始まるとき、管轄の地域包括に相談していました。
そこではとても親身に相談に乗っていただきましたが、母の担当地域のセンターは基本的に平日の18時ごろまでしか対応してもらえません。
しかもメールには対応しておらず、直接訪問して相談するか電話のみ。
連れ合いも私も終日仕事がありましたし、私は祝日も仕事でしたから、平日昼間だけの対応というのがけっこう大変でした。
介護認定日だけはどうしても休日しか都合がつかず相談すると、担当の方が「私が休日出勤して対応しますよ」と言ってくださいました。
こちらも仕事とはいえ、あちらも仕事、休日出勤までしていただいてとても申し訳なく思いました。
介護を担う家族のほとんどが仕事をしていると思います。
介護相談の入り口の地域包括支援センターが土日祝日に開所、または個人医院のように平日の20時くらいまで対応していただけると、とても助かります。
でも昨今は介護に関わる相談現場でも大変な人手不足と聞きますし、シフト制を敷いて開所時間を広げるのも難しそうです。
先日から、NHKの朝の情報番組で介護の特集を2回ほどしていました。
その中で、「介護についての不安があれば、どんなことでもまずは地域包括支援センターに相談を」ということを繰り返し伝えていました。
こうした情報は大切とはいえ、テレビの影響は大きいので全国の地域包括支援センターに問合せが殺到していないか、ちょっと心配になりました。
「代休をとりますので、大丈夫ですよ」と、かつて休日出勤で対応してくださった相談員さんは言われましたが、ちゃんと代休がとれたのかしら、とやはり今さらながら申し訳なく思います。
あちらもこちらもハッピー、というわけにはなかなかいかないですね。。。