なこのすけらいふ

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おばあちゃんの遺した梅酢でピクルスを作りました

スーパーに梅が出回っていますね。

 

私は梅酒しか作ったことがありません。

梅酒は焼酎と氷砂糖に漬け込んでただ出来上がりを待つだけですが、梅干しは漬けたあと干したりしてけっこうな手間がかかるので私にはハードルが高く、チャレンジしようと思ったこともなかったです。

 

連れ合いの母は80歳過ぎまで毎年梅干しを作っていました。

団地住まいなのに、我が家の分と義姉の家の分を大きな瓶に何個も作っていました。

 

『おばあちゃんの梅干し』は赤紫蘇と塩で漬けた酸っぱい酸っぱい昔ながらの梅干しでした。

酸っぱいのが苦手な私は実は好きな味ではなかったのですが、お弁当のご飯にのせたりおにぎりに入れたりするにはとても安心感がある「しっかりとした」梅干しでした。

 

最後の梅干しをもらったのが5年ほど前のこと。たくさんあったので、全部がなくなるまで1年以上だったかしら。

梅酢ももらっていたのですが、なかなかこれといった活用方法がわからず、今までシンクの下の奥の方に眠っていました。

 

こないだぼんやりテレビを見ていたら梅仕事の特集をしていて、梅酢の利用法もいくつか紹介されていました。

「うちにもあるやん、梅酢!」と思い出しました。

 

長らくそのままになっていた梅酢ですが、ネット検索で梅酢のピクルスを作ってみました。

 

ピクルス液は梅酢と砂糖と水だけで、切った野菜をひと煮立ちさせた液が熱いうちに漬け込むだけです。

 

ほんのり赤紫蘇と梅の香りがして、砂糖しか加えていないのに味わい深いピクルスになりました。

 

 

ウイスキーの瓶で保管していた梅酢はまだ少し残っていますので、またネット検索して何かに利用しようと思います。

 

早いものでおばあちゃんが亡くなって今年の10月は三回忌です。

おばあちゃんの味を思い出させてくれる、そんなピクルスでした。