なこのすけらいふ

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お腹いっぱいの休日 中之島美術館と中之島中央公会堂のオムライス

今日は有給休暇をとって、初めて大阪中之島美術館に行ってきました。

中之島美術館は2022年に紆余曲折を経て開館した美術館です。

Wikipediaによると大阪市の美術館構想は1988年からあったそうなので、実に計画から34年かかってようやっとできた美術館です。

ja.wikipedia.org


今日私は大阪メトロの淀屋橋駅から歩いて向かいました。

土佐堀川沿いの遊歩道を歩いて15分ほど、大阪市立科学館の白い建物が見えます。この建物のすぐそばのはずですが。。。それらしき建物が見当たりません。

あまりぐるぐる歩き回るのも疲れるので、科学館の前で掃除をしていた女性に訊ねましたら、やっぱりすぐそばでした。

大阪市立科学館(改装休館中)の右にある黒い建物が中之島美術館でした。


「よく聞かれるんですよーわかりにくいですよねー」と言われていましたので、わからなかったのは私だけではないようです。

この建物です。看板もアルファベットでおしゃれすぎて視認性なし。開催中の展覧会の看板もないので、一見して美術館かどうかもわかりません。

集客の意思が一切感じられないひと気のない館内。美術展、本当にやってるの。。。?

ようやくチケット売り場を発見。控えめ過ぎひん?

展示会場階に向かう恐怖のエスカレーター。落ちたら死ぬ。確実に。足がガクブル。



今日観たのは「女性画家たちの大阪」。主に大正から昭和初期に活躍した大阪に縁のある女性画家たちの功績を示した展覧会です。

nakka-art.jp



この時代の女性画家といえば私は上村松園しか知らなかったのですが、実にたくさんの女性画家たちの作品が紹介されていました。

この時代は画壇といえば男性優位で、女性が絵描きとして活躍するにはかなりのハードルがあったかと思います。

今回紹介されていた女性画家たちも遺族がたどれなかったりで生没年不詳の人が多く、まだまだ発掘途上のようです。

この部屋だけ撮影OKでしたので、記念に撮らせてもらいました。

百鬼夜行絵巻の一部。馬好きなので馬具にはつい反応してしまいます。


ひとつひとつの作品からは、女性画家たちの「描きたい」という情熱を強く感じました。

この時代の女性って、それまで抑えつけられていた個性や自我を解放させる過渡期に生きた人たちですよね。

「絵を描く」ということすら現代とは比べものにならないくらい困難な時代だったはずです。

だからこそ、ひとつひとつの絵に勢いが乗ってくるのかもしれません。

お昼には中之島中央公会堂のレストランでデミオムライスを食べました。

こちらのオムライスは関西では昔から知られていて、連れ合いからも「一度は食べた方がいい」と言われていたもので、今日やっと実現しました。

中之島中央公会堂。歴史的建造物で有名です。この半地下にレストランがあります。

デミグラスソースのオムライス。ご飯はバターライスです。ビーフがゴロゴロ入ってたっぷりサラダも付いて1,450円。噂に違わず大変おいしゅうございました!


このあと川沿いのおしゃれなカフェでお茶をしたかったのですが、生憎雨がポツポツおちてきたので駅地下のスタバでの休憩にしました。

そのあと予約した北堀江の美容院へ。

街中の美容院なので料金が少し高めで奈良からの交通費もかかるので、退職後は美容院を地元に変えるか思案中です。

でもこちらの美容院はもう9年も通っていてとても気に入っています。

美容院探しって地味に労力もいるしメンタルも削がれるのでしばらくはこのまま今のところに通うかもしれません。