なこのすけらいふ

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『働かないという価値』を見つめる

退職まで残すところあと二週間で、取引先にもぼちぼち退職の挨拶を始めています。

「で?次は何をされるんですか?」

とか

「次はどこに行かれるんですか?」

と、なぜか必ずそう聞かれます。

「いや、普通に退職しますよ。もう今後は正社員で働く予定はないです。」

と説明するのですが、相手はあまりピンとこないようです。

それほど私自身に「サラリーマン臭」みたいなものが染みついているのかもしれません。

卒業してから今日まで転職を繰り返しながらも、ずっとサラリーマンとして働いてきました。(多少のフリーランス期間はありますが)なので自分としても「これでサラリーマン生活打ち止め」という実感が湧いてこないのも事実です。

私は学生時代から「人生で一番長く過ごすことになる働く時間を不機嫌なものにしたくない」という気持ちで、ほとんど『蟻のように』働いてきました。

最後に事務所を施錠して帰るのは日常、客先トラブルがあれば徹夜で泊まり込みという働き方もしてきたので、ワーカホリックであったという自覚があります。

なので働かない、ということには実はものすごい不安を持っています。

でもこれからは働くことだけの価値を自分の中で一旦リセットして、「やり残したこと」があれば後悔しないように取り組んでいきたいと思います。

とりあえず、ぼちぼち『色鉛筆画』を描き始めています。