平日は車通勤の連れ合いと自宅最寄り駅のスーパーで落ち合って夕食の買い物をして帰るのが日課です。
今日も駅のスーパーで待ち合わせ、私の方が先に着いたので買い物を始めておりました。
今日は金曜日、週末です。
サラリーマンにとっては最も気分のよい晩であるはずです。
平日は私のブレーキでたくさんお酒を飲めない連れ合いのために、「今日は洋食でゆっくりビールやワインを楽しんでもらおう」と思い、ミニステーキのお肉を買い物かごに入れておりました。
ほどなく連れ合いがスーパーに到着しました。なんかいそいそとして、
「今日は焼肉が食べたい!」
と急に言い出しました。
肉は肉でも焼肉とな。。。?
「今日はステーキにしようと思ったんやけど。。。」
連れ合い、不満そう。
焼肉のパックを恨めしそうに眺めています。
私の方もステーキ以外のサイドメニューもすでにイメージが固まっていて、もはや急ハンドルは切れません。
焼肉が諦めきれない様子の連れ合い。
ふたりはやや膠着状態に。。。
昔子供のころ母親に「今晩はカレーにするからね!」と言われて登校し、帰宅したら焼きサンマだった、なんて日には、『カレー口』がおさまらず不満だったなんてことがよくありました。
今日の私たちはそれぞれ『焼肉口』『ステーキ口』になっており、お互いに引くに引けません。
協議の結果、今日はステーキ、明日焼肉にしよう、ということでおさまりました。
連日牛肉を購入するのはちょっと経済的に厳しいなとは思いましたが、ここは多少の譲歩も必要だと理解しました。