実家に帰ったときは、できるだけ79歳の母の外出に同行するようにしています。
実家は尼崎市のいわゆる『下町』、元は長屋の連なる住宅地です。
尼崎という土地はほぼ平地なので、坂道がないのが便利と言えば便利、母ももう自転車には乗りませんが、近所のスーパーには歩いて出かけています。
スーパーまでの道はせいぜい広いところでも片側1車線で、歩道ひとりがやっと歩けるくらいの狭さです。
一緒に道を歩いていて、最近気づいたことですが、母が道路の真ん中へ真ん中へとすぐに寄って行ってしまうのです。
「危ないから歩道の端を歩いた方がいいよ」と都度言うのですが、またすぐ真ん中へ寄って行ってしまいます。
理由を聞くと「道路の端は斜めになっていて歩きにくい」のだそう。
車椅子の人が、歩道の傾斜がなかなかやっかいだ、という話を聞いたことがあります。
なるほど、普通に歩く際にはこうしたわずかな地面の傾斜は気づきもしませんが、車椅子や高齢の歩行者には負担なのでしょう。
思い起こせば、義母の場合も全く同じで、いつもすぐ道の真ん中へ寄って行って危ないので、なんどもみんなで注意していました。
自分自身も高齢になったら自然と道路の真ん中を歩くようになるのか。。。
気を付けないといけませんね。