先週末に私たち夫婦が所属する朗読教室のライブイベントがありました。
コロナ禍以来、初のリアル開催で、会場には40人あまりもの来場者があり、びっくりです。
私はコロナ禍のタイミングで朗読レッスンを始めたので、リアルでの発表会は今回が初めてでした。
私は人前で話すのはとても緊張するたちですが、なんと社会人の84%は人前で話すことが苦手、という調査データがあります。
社会人なら会議での発表、プレゼン、説明会など人前で話さなければならないシーンがある人も多いと思います。
私もむしろ学生時代まではそんな苦手意識もなかったように思うのですが、大人になってからは「ちゃんとできないと」というプレッシャーが強まっているのかもしれません。
それほど予測していなかったシーンでも、手や声が震えるほど極度に緊張してしまうことがこれまで何度もありました。
一方、どんなに多くの人前でも全く緊張せずに話せることもあって、いつも不思議に思っています。
先週の発表会では、私の出番は最後から2番目でしたが、始まる直前まで緊張を自覚していました。
これまでの経験で、直前まで緊張してもそのまま胸の動悸を受け入れて、舞台に上がってから複式呼吸をするとスーッとおさまっていく、ということを知っています。
そうするとあら不思議!ちょうどよい、ベストな緊張感で気持ちよく終えることができました。
今回のイベントは来場者は入場料も支払って来てくださっています。巧拙は別として、私たちもこれまでにないほど練習してきました。
緊張の度合いは準備ができているかどうかも大きく関わっていそうです。
私は今年会社をリタイアしたので仕事で人前で話すことはもうありませんが、これからも「緊張するから避ける」のではなく、こうしたイベントに積極的に参加していきたいと思います。