なこのすけらいふ

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思惑を秘めた家族写真の撮影

普段から家族の写真を撮っていますか?

普段から、自分や家族の写真を撮っていますか?

子供が小さいころはいざ知らず、家族全員オトナになっている現在、わざわざ家族社員を撮る、という機会も少なくなってしまいました。まして両親は高齢でもう旅行を楽しむこともなくなっていますのでなおさらです。

今年のお正月は、コロナも5類になったので、久しぶりに息子も連れて家族3人で私の実家に挨拶に行きました。実家は電車で1時間半くらいの場所にあります。

今回の帰省での私にとってのミッションのひとつが、「実家の家族写真の撮影(特に両親の写真)」でした。

さっそく一眼レフと三脚を持参して実家へGO!

みんなでおせちをつまんでお酒を飲み、届いたお寿司をいただき、お腹がいっぱいになったらウトウトしたりおうちカラオケで歌ったり。。。

こうした家族団らんの最中にも、私は家族全員を家のそばの公園に連れ出すタイミングを見計らっています。

この日はいいお天気でしたが、それでも冬の日は暮れるのが早い。。。

野外撮影は『光の量が命』です。

 

「そろそろおいとましようか」のタイミングは4時、光量的にはギリギリです。

「じゃあおいとまついで公園でにみんなで記念写真撮ろうよ!」

 

とわざとらしく全員を公園まで誘導しました。ここは私たちが子供のころからよく遊んだ公園です。

公園の遊具をバックに全員の集合写真、両親のツーショット、父、母のピンショットをそれぞれ撮ることができました。

さすがガンレフ、自分で言うのもなんですがとてもいい写真になりました。。。!
(肖像権の問題でここにご披露できないのが残念です。)

私がどうしても家族写真を撮りたかったのには理由があります。

ひとつは単純に実家の家族との最近のスナップショットがあまりないことと、もうひとつは高齢の両親の「もしもの時」のための写真が欲しかったことです。

遺影なんて、縁起でもない、と思いますか?

我が家は一昨年に連れ合いの母を亡くしました。コロナ禍だったので、病院では直接の対面がかなわず寂しい思いをさせてしまったことがとても心残りです。

義母の写真は、亡くなる二年ほど前に我が家の地元である奈良公園で、プロに撮ってもらったものです。

猿沢池をバックにとてもよい笑顔で写っています。

撮影のきっかけは、息子が写真館の「家族写真」の一般公開可能な場合での格安で撮影してくれるというキャンペーンに申し込んでくれたことでした。孫のお誘いだったので、義母もすんなりその気になってくれたようです。

家族写真のついでに、いい機会だったので義母のピンの写真もオプションで撮ってもらいました。

結果として、本当によい写真が撮れたので、今も義母は我が家の小さな祭壇で毎日私たちに笑顔を投げかけてくれています。

「やっぱりいい写真は、いいなぁ」と実感です。

今回の撮り忘れは我々夫婦のピンショット。我々もいい歳ですから、両親が先とは限りません。

自分たちの写真も、ちゃんと満足のいくものを準備しておかないといけません。