なこのすけらいふ

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朗読の醍醐味

昨日は夫婦で参加している朗読教室のリアル発表会でした。

私はコロナになってから朗読教室のレッスンをオンラインで始めたので、発表会もこれまですべてzoomでした。

今回はコロナ明けで今回初めてのリアルでの発表会でしたのでやはりオンラインより緊張します。緊張しすぎて立っている足の踏み位置を変えることもできませんでした。

 

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発表したのは全部で7名、物語あり、エッセイあり、そしてスピーチもありの多彩なイベントとなりました。

私たち夫婦を除いた他のメンバーは全員ベテランなので、人前で話すことは慣れています。

普段オンラインで聞いているより、リアルで聞く声はより力強く、耳にも心にも響いてきます。さすがだと思いました。

「朗読」は、単にテキストを上手く読むということではなく、その作品の世界観をどのように解釈し、どのように聞き手に伝えるかが醍醐味です。

伝えたいことが聞き手にしっかり伝わると、聞き手側も「朗読を聞いている」ということすら忘れてしまいます。

 

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自分では今回それがどのくらいできたかはわかりませんが、昨日読んだ小川未明の「月夜とめがね」という物語は、これまでで一番たくさん練習してきて、自分なりには一番完成度を上げて臨んだつもりです。

 

連れ合いは直前まで「全然できひん~発表会出たくない‼」などと言っていましたが、昨日はこれまで自宅で聞いてきた練習の中でも最高の出来を本番に持ってきていました。

地味にズルいヤツです。。

私はまぁ、ほぼとちることもなく読めたので自分としては90点くらいの出来でしょうか。

昨日は緊張しすぎて、今朝起きたら両肩がガチガチに凝っていて頭痛がしていました。

振り返ると、「良い緊張感」と「悪い緊張感」の間だったかなぁ、と思います。もっと経験を積むと「良い緊張感」を本番に合わせていくことができるようになるでしょうか。

今日は昨日の余韻を楽しむ間もなく、朝からお正月のお節の買い物と調理にかかりました。

今日は数の子紅白なます、ごまめ、ふき、筍、くわいの煮物、そして「イカ人参」が出来上がりました。「イカ人参」は私の母のルーツ福島の正月に食べる郷土料理です。お酒によく合うので、毎年必ず作ります。


明日は筑前煮、エビ、栗きんとんを仕上げて、かまぼこや出来合いの棒鱈や昆布巻きと一緒に重箱に詰めればお節は完了です。

連れ合いは並行して大掃除です。時間を決めて強制的に割引のおはぎで休憩タイム。