なこのすけらいふ

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朗読の題材選びは楽しいですがなかなか大変です

オンライン朗読教室で朗読を習い始めて3年目、年に3回ほどオンラインで発表会があるのですが、朗読題材を選ぶのに今とても悩んでいます。

まず、テキストの長さです。

与えられる時間は20分以内なので、芥川龍之介の「蜘の糸」はOKですが、太宰治の「走れメロス」では30分くらいになりそうなのでNGです。

巷に作品は数多くあれど、「朗読」となると。。。(写真ACより)

 

以前に、岡本綺堂の「離魂病」という短編をやりましたが、全部で30分以上かかる長さだったのでその一部だけを朗読したこともあります。

そのような場合は読めない部分のあらすじを簡単に説明してから読む、という方法をとりました。

教えてくださる先生は、私たち生徒の希望を基本的には尊重してくださるので、自分で選んだ題材を法に触れない限り「それはダメ」とは言いません。

また、私たち夫婦はさらえた朗読を記録としてYouTubeに投稿する予定ですので、著作権への配慮も必要です。

コロナ禍で始めたオンライン朗読レッスンで、これまでの発表会もずっとオンラインだったのですが、「今年の12月はリアルの会場でやるぞ!」ということになっています。

お客さんも来るそうなので、今からすでにド緊張です。

オンライン発表会では、生徒さんばかりが参加する気楽なもので、題材選びも好きなものを、完成度もそれほど気にしていませんでした。

でもリアル会場となるとさすがに「ちゃんとして」ないといけないでしょう。

そこで題材選びです。

初めて聞く人でもわかりやすく聞きやすい題材、できれば「面白い」「感動した」など楽しめる題材がいいなぁ、とは思っていますが、

・20分以内で読める
・初めて聞いた人も楽しめる
著作権の保護期間が終了している

この3つがクリアできて、かつ「自分が読みたい」と思える題材を見つけるのに苦労しています。

今、自分の中で候補としているのが下記の2つです。

太宰治「葉桜と魔笛
病気でまもなく死んでいく妹とそれを見守る姉との間で起きた不思議な物語

小川未明「月夜とめがね」
月のいい晩に一人暮らしのおばあさんの家へに訪れる二人の訪問者

どちらもそれほど盛り上がりはなくどちらかというと地味な作品ですが、自分としては好きな題材です。

12月はまだまだ先のことと思ったら、もうあと3ヶ月ほどしかありません。

とにかく早く決めて練習しなければ。。。!

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