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治療の効果と理解されない辛さ:米倉涼子さんの葛藤

今朝のNHKの情報番組「あさイチ」で俳優の米倉涼子さんが出演されていました。

 

脳脊髄液減少症』という病気を発症して、ブロードウェイミュージカル「Chicago」の主演を降板し、その後は闘病しながらのドラマ撮影だったとか。

 

脳脊髄液減少症』という病名は初めて聞いたのですが、脳や脊髄の髄液が漏れて、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、物が二重に見えるなどの症状が出る病気だそうです。

 

髄液が漏れている場所がわかれば『ブラッドパッチ』という治療ができるそうですが、場所がわからないなどを含めて症状が改善しない例もあるようです。

 

米倉涼子さんが番組の中で強調して言われていたのが「理解されない辛さ」でした。

 

見た目に不調がわかりにくい、あまり知られていない病気なので、治療したのならもう大丈夫だよね、と勝手に思われてしまうことが多いとか。

 

症状や「理解されない辛さ」などの話を聞いていて「めまい症と似ているなぁ」と感じました。

 

私も数年前にひどいめまい症を発症して、全く立ち上がれなかった1週間は仕事を休みましたが、休んでいたら治るという病気ではないので、その後はふらふらしながらもホームに落ちないように壁を伝い歩きして1時間の電車通勤をしていました。

 

仕事中も耳鳴りは酷いし聴覚過敏で勢いよくパソコンのキーを叩く音も頭に響くし、履物を脱ぎ履きするたびに頭の中はグルグル回転していました。(オフィスが土足厳禁でトイレの度に履物を替えなければならない)

その間お医者にもずっとかかって、いろんな薬を試しましたが決め手もなく、症状が自然と軽快するまでの数年間はしんどかったです。

 

でも日常生活もできていて仕事にも行ってるので、その辛さは他人に理解されにくいと感じていました。

 

このストレスは地味にしんどいです。

だからって、他人にしてもらえることもないんですけどね。。。

 

米倉涼子さんは、今年の5月から少し体調がよくなったということで本日の出演になったと言われていました。

 

治療の効果が出て体調が回復されることを心から祈っています。。。

 

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