なこのすけらいふ

体験したこと、感じたこと、考えたこと

本サイトのコンテンツにはプロモーションを含みます

気になる「84歳父の運転いつまで。。?」

高齢の親の運転、いつまでできるか心配な方も多いのではないでしょうか?

一昨日、実家の84歳の父が、近所に去年できた『脳神経クリニック』を受診してきました。

先週、近所の体育館で『スポンジテニス』を楽しんでいる最中に、突然めまいと足に力が入らなくなり、数分で収まった症状をかかりつけ医に相談し、「一過性の脳梗塞でしょう」と言われたため、念のために専門医を受診した、というわけです。

 

nakolife.hatenablog.com

 

MRIも撮っていただき「きれいな脳です。脳梗塞の所見は認められません。」との診断をいただきました。先日の体育館のトラブルは脳の障害ではなく立ち眩みであった可能性もあるようです。

「本格的な脳梗塞が近々起こるリスクが大きい、とはいえない」という診たてでした。

とりあえず、安心です。

 

そこで、気になっていた父の車の運転についても、継続して運転してよいか相談してみました。

 

お医者の意見としては

「運転できるレベルかどうかは医師の判断ではできないが、免許が更新される状況であれば、むしろ運転をやめて行動範囲が狭くなるリスクの方が心配で、今すぐ運転をやめることは勧めない。」

とのことでした。

 

高齢者の運転する車による事故の報道が目立つので、ちょっと心配していました。

ですが、高齢者だから事故を起こす、というのもいささか誤解があるようです。

 

免許保有人口の10万人当たりの事故発生率をデータでみると、高齢者より若者の方が事故率が高いことがわかります。

人口の高齢化が進んで、事故件数自体が増えているのと、死亡事故に限っては高齢者の割合が高いことから、どうしても「高齢者の運転は危険」という印象になるようです。

www.insweb.co.jp

 

今のところ父も近年はとても注意深く運転していますし、遠方への長距離ドライブも自粛していますので、しばらくは様子を見たいと思います。

幸い今回の脳神経クリニックでは「認知症の疑い所見もなし」と言っていただけたので、運転のやめ時は父本人の判断に委ねるのが今後の理想です。

 

先日より父が「岡山に墓参りに行きたい」と言っています。

実家からお墓のある岡山県へは車で約3時間弱。本人は自分で運転して行くことに問題を感じていませんが、心配性の母はとても不安がっています。

折衷案として、ペーパードライバーの私に代わって、私の連れ合いが運転して連れて行ってくれることになりました。

 

一昨年亡くなった義母も、コロナ中ずっと「お墓参りがしたい」と言っていました。

義母の行きたいお墓は高野山で、我々の住む奈良からは山道で4時間かかります。

「コロナが収まったら行こうね」と言っているうちに結局行けなかったことが心残りです。

 

ですので、今回、連れ合いが連れて行ってくれるというのは、とてもありがたく思っています。