なこのすけらいふ

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Amazonの勝手にプライム会員、再び

Amazonに、またしてやられました。。。

 

Amazonで本を購入しようとしたのですが、プライム会員のポップアップ画面が出て消せません。(以前にもあった、このパターン)

 

「プライム会員は試さない」という選択肢っぽいやつを選択して進みお買い物は済んだのですが「待てよ、これまたもや勝手にプライム会員になってるやつちゃうかな」と気になったので確認してみると、やはり。。。!

 

もうほんとにやめてほしい「勝手にプライム」!!

 

解約も本当に面倒です。

正式に解約にたどりつくまでに「解約っぽい」ボタンを5,6回クリックする必要がありました。

 

これ、明らかに今問題になっている「ダークパターン」のひとつです。

アメリカでは実際にAmazonがこの「勝手にプライム」で訴えられているそうです。

www.nhk.or.jp

 

私はAmazonの「勝手にプライム会員」には、過去にも2度はめられた経験があります。

1度目はやはりダークパターンに引っかかったようで、しかもプライム会員になっていることに気づかないまま数ヶ月間支払ってしまいました。

 

2度目は連れ合いが私のアカウントでプライムビデオを勝手に見たときです。

このときも連れ合いは「ビデオは見たけどプライム会員に入会したという認識はなかった」そうです。

 

恐ろしやAmazonのダークパターン。。!

 

nakolife.hatenablog.com

 

私は前職のメーカーで、販売会社である顧客企業が運営する販売サイトから商品を買ったという消費者からの怒りの電話を受ける、という経験を何度かしたことがありました。

「定期購入の解約をしたいのに、電話が全くつながらない」

というものです。

 

この場合のケースはたいてい

  • 初回購入時に無料や半額など極端に安い価格を表示している
  • 半額購入のための条件として「定期購入の申込み」であることが必要なのに、表示が極端にわかりにくくされている
  • 2回目から極端に高い価格で定期的に商品が送りつけられ、その時点で消費者ははじめて「定期購入になっている」ことに気づく
  • 解約手続きは電話でしかできない
  • 電話はほぼつながらない

とこういった仕組みになっています。

 

ネット販売なのだから購入はネット経由であるのに、解約は「電話のみ」の意味が分かりません。

 

利用者側もネット購入については知識を身に着けて慎重にならなければなりませんが、日本もWEBサイトのダークパターンについては、そろそろ法規制を整えるべきではないかと思います。