なこのすけらいふ

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電子書籍「Kindle Unlimited」と紙の本

電車で読むとき恥ずかしいのでカバーは必需品です

私は子供の頃から「活字中毒」です。
そして「本は絶対紙の本!」派の私でしたが、半年ほどアマゾンの「Kindle Unlimited」、いわゆる電子書籍なるものを試してみました。

「食わず嫌い」を理由に電子書籍を否定するのはいかがなものか、と思ったからです。

 

とりあえず電子書籍リーダーは購入せず、まずはスマホで試してみることにしました。
スマホで本を読む感覚に関しては「青空文庫」で練習済みです。
電子書籍が私のライフスタイルに無理なく溶け込めるのか、検証です。

Kindle Unlimitedとは
アマゾンの電子書籍のサブスクサービスです。
ひと月980円で、対象の書籍が好きな端末で読み放題、ただしストックできる書籍数に20冊までという制限があり、21冊目を読みたいときは一冊返却する仕組みになります。

常時、導入月のキャンペーンをやっていますので、どんなものか試したい場合はキャンペーンを利用してみるのがいいのではないでしょうか。

対象書籍はコミック、雑誌、小説、実用書とほぼ全てのジャンルがありますので、「読みたい本がない」ということにはならなさそうです。

私は普段、読みたいと思った本があったらメモしておき、まずは近所の図書館の蔵書を検索し、図書館になければ本屋さんかネットで購入しています。

私のこの購入手段のひとつに、Kindleが追加されました。気に入れば改めて紙の本を買おう、という目論みもあるわけです。


数ヶ月Kindleアンリミテッドを使ってみての感想
半年ほどKindleアンリミテッドを使ってみて私なりに感じたメリットとデメリットです。

<メリット>

  • いつでもどこでも手軽にスマホで本が読める
    スマホで読んでるので、気になることがあれば手軽にメモできます。
    本って案外興味を惹かれて買ってみても自分に合わなかったりすることが多いです。話題の本だからといっても、千円近く出して好きな本じゃなかったら、けっこうがっかりすることもあります。こういったことが続くと、つい自分の中で評価の定まっている作家のものばかり買いがちで、新しいお気に入りを発掘しにくいということもありますので、定額でいくらでも新しい本が読めるというのは大きなメリットです。
  • 経済的
    月額980円なので、おおむね毎月2冊以上本を買って読む人なら断然お得です。乱読タイプにはもってこいのサービスでしょう。

 

<デメリット>

  • 対象書籍に読みたい本が少ない
    対象書籍は常に入れ替わっています。早速Kindle登録後、読みたい本リストから検索してみたのですが…結論から言うと残念ながら自分の「読みたい本リスト」の中の本はほとんどありませんでした。
  • 本が探しにくい
    Amazonで普通に本を探すと、同種のお勧め本が出てきますが、Kindle Unlimitedの対象書籍内で限定して検索するとお勧め本がかなり貧弱な気がします。対象書籍が少ないから、幅が広がらないのかもしれません。せっかくのサブスクサービスなのに、対象以外から購入するのが躊躇われます。
  • シリーズものや、続きものは、その全部は対象になってはいない
    シリーズものや続き物はその一部を対象書籍にして、気に入ればそれ以外を正規に購入するというパターンが多いです。続きを読みたければ正規に買う必要があります。

先月、実家の妹にたくさん本をもらいました。今しばらくは私の手元に紙の本が充実しており、しばらくKindleは必要なくなってしまいました。

毎月2冊以上ダウンロードしなければKindle Unlimitedは結局支払い損になってしまいます。ということで、私の場合はこの5月で一旦解約することにしました。


やっぱり私の手には紙の本の手触りが恋しいようです。無機質なスマホや端末では「情報を得ている感覚」はあるのですが、「本を読む」という感覚に乏しいような気がします。
読書の楽しみって、ただ読むという行為だけではないのかもしれません。

 

Kindle Unlimited公式サイトです。初めての利用だと最初の月は無料なので、試してみる価値アリ!

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