早生まれは遅生まれの子供と比較して学力が劣るという研究結果がある、という記事を先日見かけました。
埼玉県内の小学4年生から中学3年生のおよそ100万人の子どもに対して、生まれた月による学力などの成長格差について調査を行った東京大学 経済学部 山口慎太郎教授は「『遅生まれの子ほど、月齢が長いほど点数が高くなる』というはっきりとした結果が出た」と分析結果を述べた。
『ABEMAヒルズ』より
この研究結果では学力差だけでなく、自己肯定感も低い傾向にあり、これを原因に
小学生時代時に成績や非認知能力の高さによって“役割”が決まり、それが固定化されてしまい、最終的に大人になったときの所得にもつながってしまう可能性がある。
とのこと。
そんなこといわれても我が家では家族全員早生まれです。
このような研究結果が本当なら我が家は全員生まれながらにして一家でハンデを背負っているのでしょうか。
確かに3月生まれの私は小学校に上がったとき身体も小さいし他のクラスメートに比べて平仮名も書けないし幼かったのは事実です。スカートめくられたりしてよくいじめられましたし。
勉強も遅れていましたので三年生くらいまではクラスで居残り授業も受けていました。
でも高学年になると自然とみんなに追いついたと思います。
そもそもが「みんな同じでなければならない」という価値観自体がどうでもいいことではないでしょうか。
学年を一年のどこかで区切らざるを得ない以上、遅生まれと早生まれで最大1年近くの差が出ることは仕方のないことです。
早生まれでも遅生まれでも「それほど気にしすぎない方がいいのではないかと」私は思います。