社内会議で、自分の意見は言わないのに人の意見を否定してばかりの人はいませんか?
会議には必ず目的があります。
全員で「意見を出し合う、合議する、合意する」これを目指したいはず。
なのに、会議の中でいちいち人の意見を否定する人がいます。
そしてこれはたいてい上位職の立場の人に多い傾向です。
「そんなんしてどうするん?」
「なにが言いたいん?」
「誰がするん?」
「もっと考えなあかんわ」
こんなネガティブワードの連続で、全員もう嫌になってだんだん無口になっていく。
でもこういう人に限って、文句ばかりで自分の意見が一切なかったりします。
そしてみんながなんとかこぎつけた結論に
「ええんちゃうん?みんなそれでええんやろ?」
といかにもボトムアップを尊重しているかのような態度で、巧妙に自分は決定に関わらない立場をとろうとするのです。
私は普段から
「人の意見を否定するなら代案出せや!」
と考えるタイプなので、もし会議がそんなループに陥ったりすれば
「それでは部長はどうお考えなんですか?(代案出せやの丁寧語)」
って聞きます、必ず。
議事録にもちゃんと
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こういった意見が出た。
それならばこうではないかという意見も出た。
そうすればこうなるだろうからああしてみてはどうかとなり、一同合意、部長の承認を得たので、そうしてみることとなった。
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とはっきり記載します。
組織の仕事の結果はリーダーの責任だということから、逃れさせてはなりません。
これをはっきりさせるためにも、しっかりとポイントを抑えた議事録は大切です。