色鉛筆画を習う機会があって、2日間かけてカラスウリを描きました。
たまにペンタブで植物画を描いて楽しんでいますが、リアルで本格的に絵を描く(しかも指導付き!)のは実に35年ぶりでした。
35年前、実は私は美大生でしたが、色鉛筆画は初めてです。
まず、色々と用意されている花のモチーフの中から、自分の好みの花を選びます。
バラ、ダリヤ、コスモス、ガーベラなどの花に混じって、鮮やかなオレンジ色と枯れて縮んだ葉っぱがチャーミングなカラスウリが。
生花もイキイキとして魅力的ですが、このカラスウリと出会ってしまった私の直感がどうしても他の花に向かわせません。
朝から晩までみっちり2日間、このカラスウリと向き合って描き込みました。
目の前のモチーフにじっくり向き合い無心に白い紙に写す、この「写生」という作業は本当に楽しいです。
私は作品作りとなると途端に何をしたらいいのかわからなくなるタイプですが、写生は大好き。無心になれます。
自宅では何かと用事があって何時間も絵に向かうことは難しいですが、こうした教室はとてもよい刺激になりました。
また機会があれば参加させてもらおうと思います。