先週末の中秋の名月以来、ずっと「おはぎが食べたいなぁ」と思っていて、今日ついにスーパーのそばの和菓子屋さんでおはぎを買いました。
小さなおはぎを連れ合いとひとつづつ、晩ご飯のご飯を軽めにしてデザートでおいしくいただきました。
欲を言うともう少しもち米に塩気を効かせてくれたら、もっと私好みなのですが。
思い出すと、子供のころ母はよくお昼ご飯に子供のこぶし大もある大きなおはぎをたくさん作ってくれました。
母はあんこが大好きだったので、おはぎを手作りすることになんのためらいもなかったように思います。おはぎの他にもプリン、ドーナツ、わらび餅、大学芋とおやつは全て手作りでした。
今のようにおいしいお菓子がたくさん売っていたわけではなかったので、母の作る「甘いもの」はそれだけで大ご馳走でした。
母は今では糖尿病を患っていますので、そんな甘いものを作ることもなくなりましたが。
炊きあがったもち米に塩を加えて半搗きにしてまるめたお団子はそのままでもとてもおいしくて、あんこで包む前からつまんで食べたのを覚えています。
買って食べるおはぎもおいしいものの、あの子供のころに食べた母の手づくりのおはぎの味を超えるものは、もう一生食べられないのではないでしょうか。