なこのすけらいふ

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その仕事自分ごと?他人ごと?

うなずきながらも心の中では納得していないのでは…?(写真ACより)

会社員なら誰でも会議の議事録や研修のレポート、社内外へ提出する企画書やクレーム報告書などの文書作成の機会はあると思います。

それらの文書が上司や他人によってチェックされる際には、どうやって提出しますか?

私の周りでは最近、こんなパターンが続けざまにありました。

「文書を作成しましたのでご確認ください。内容は変えてもらって全然大丈夫です!

「え?」

それ、自分のアウトプットですよね?

「内容の間違いや修正すべき点などがあれば、指摘してください。」

ならわかりますが…
せっかく考えて作った自分の文書、他人に変えられたらイヤじゃないんでしょうか?

これが若い社員だからそうだ、というわけでは決してありません。

他部署の年配の社員からも

「議事録作成しました。違ってたらザックリ変更してもらっていいんで!

と送られてきました。

こんな場合のこの人たちの心理って、

「頼まれたからやるけど、本来自分の仕事じゃない

って気持ちがどこかにあるような気がします。

 

そして頼んだ方は「受けた以上、責任を持ってやるものだ」と思っている。

たとえ頼まれ仕事であっても、引き受けたからには「自分ごと」として取り組めばいいじゃないか、自分の仕事じゃない、やりたくない、そう思うのなら「やらない理由」を正々堂々と相手と戦わせればいい、これまで私はそう思ってきました。


でも言われてみれば、「その仕事やりたくありません。自分の仕事じゃないんで。」って正々堂々と言える会社員もそう多くないような気がします。


仕事を任せる方も、なぜその人にやってもらいたいのかの理由を相手が納得できるように説明し、その「仕事の求めるゴールはどこか」ということも一緒に伝えられるといいのかもしれません。


「わかっているはず」ではダメですね。伝わらなきゃ…!