なこのすけらいふ

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雑用も大切な仕事だよね

複合機がないと今の時代、仕事になりませんね(写真ACより)

昨日、そろそろ終業時間になろうという5時半前、書類を1枚出力した矢先のことでした。複合機から普段聞かないアラート音が…どうもレーザープリンタの「廃トナーボックス交換」の表示が出たようです。

廃トナーボックスはトナーと違ってそれほど頻繁に交換する部品ではありません。最後に交換したのはいつのことだったっけ…?

とマニュアルと格闘しながら、いそいそと新しい部品に交換作業を始めました。


トナーの交換と違って廃トナーボックスの交換手順はちょい面倒。交換部品を外して、四個あるトナーの穴に棒を突っ込んでシャカシャカして…、えっと、棒の向きとか、5センチくらいしか入らないけどこれでよかったっけ?とか、結局大汗をかきながら作業に15分ほども要してしまいました。


職場にはまだ3人「若いの」が残っておりますが、誰も手伝ってくれる気配なし…切ない…もう少し年寄りを労ってくれないものだろうか…と心の中で少々毒づきつつも

「いや、彼らにとって私はまだまだお年寄り認定されていないのであろう」

とプラス思考で自分を鼓舞します。

「昔はよかった」などと思うことは慎まなければならないとは理解しつつ、しかし昔の職場では目上の者(私、一応上司)に雑用させない、という空気感がありました。上司がトナー交換なんてしようものならみんな飛んできてくれたものです。(これほんと)

電話を取る、FAXを配る、ゴミを捨てる、来客があれば受け付けをする…こんな、誰がやってもいい、誰でもできる仕事は「下の者」から率先してやるという職場の暗黙の了解があったというか…

昭和ノスタルジーでしょうか。

雑用をやるために入社したんじゃありませんっ!といわれてしまえば、そらそうやな、とも思いますし。


でも、それじゃあ、世の雑用は誰がやるのでしょうか?

雑用って誰でもできるのかもしれないけど、誰もやらなければ職場は回らない、大切な仕事でもあります。

昨日、私は複合機の廃トナーボックス交換に当たったとき、正直、貧乏くじを引いたような気持ちになりました。しかも、職場で自分の子供といってもいい世代の社員たちから手伝ってももらえず切ない気持ちにもなりました。
しかしこんな気持ちを持ってしまったこと自体、自省しなければなりませんですね。

 

いくつになっても率先してやろ!雑用‼