昨日、『晩白柚(ばんぺいゆ)』を買いました。
これです。
写真ではサイズ感が伝わりませんが、これ、大人の頭くらいの大きさの柑橘です。もうこのままで、とても爽やかなよい香りがします。
私はこの季節、たまにスーパーで見つけるとこの晩白柚を買っています。昨日の購入価格は千円程度でした。
以前近所のスーパーでこれを買った時に、レジの女性が「私このみかん、レジ通すのはじめてやわ!」と言われました。
あまり買う人が多くないんですね。
こんなに大きなサイズですが、皮がとても分厚くって、外の皮をむくとこんな感じです。
皮がめちゃくちゃ分厚いのです。
房の中の実はうす皮から離れやすく、あらかじめむいてから食べると食べやすいです。
さて晩白柚のお味ですが、さっぱりとした酸味と甘みで、くせがなくとてもおいしいです。『爽やかなはっさく』という感じです。
なによりこのサイズですから、小房をむくのに手間がかからないのもいいところです。
そして晩白柚の楽しみ方は、実よりも『皮』にあります。
皮を茹でこぼして苦みをとり、砂糖で煮る『ザボン漬け』がおいしいのです!
皮の外側の黄色い部分は苦みが強いので、包丁でむいて、白いワタの部分だけを一口サイズに切ります。
2回茹でこぼして水気を絞った状態で、少し水を足して砂糖を大量に入れて煮ます。
砂糖で煮た皮を、広げて干しています。
このままでも十分おいしく食べられますが、少し干して水分を抜いていき、グラニュー糖をまぶしていただきました。
上品な苦みと甘み。お茶請けに最適です。
もう少し水分を抜いて保存できるようにしたいと思ったので、これからオーブンで更に乾かす予定です。