昨日の続きです。
防災備品の見直しをしていると、期限切れの『アルファ米』が大量に出てきました。
アルファ米とは、一度炊いたご飯を乾燥させ、水でもどして食べる保存食です。
日本古来から保存食として戦の際などに用いられてきた『干し飯』と原理は同じです。
さて我が家の防災用の干し飯である『尾西』のアルファ米の期限は2021年1月です。
もう期限切れから3年経過しています。。。
というわけで、これらは私の昼食に少しづつ消費しています。
先日のお昼に食べたのがこちらの山菜おこわです。
袋を開け、できるだけ底を広く広げて袋を自立させます。
袋の内側に注水線がありますので、そこに熱湯を注ぎます。
写真のとおり、お湯を注ぐとお米が少し膨らむので、線が隠れて見えにくくなるのが難点といえば難点です。
だいたい、お米が被るギリギリのところがベストです。
お湯を入れたらスプーンでよく混ぜて、チャックを閉じてお湯なら15分程度待ちます。
水の場合は60分と書かれていますが、今のところ水で食べたことはありません。
出来上がりの量はご飯茶碗軽く2杯分です。
もちろん非常時で水が貴重な場合はこうした食器も洗えません。ぱっくのままでも食べることは十分可能です。
今回は、チャックを閉める前のかき混ぜ方が足りなかったようで、少し調味粉末のムラができてしまいましたが、食べる際の味の問題はありませんでした。
私はこのご飯を昼食にひとつ、残りは夕食時にレンチンしていただきました。
アルファ米の味の感想ですが、非常食だしある程度のまずさは我慢しなければいけないものなのかな、とイメージしていましたが、意外にもご飯として何の問題もなくおいしく食べられるものでした。
夕食時に再度レンチンしたものが、さらにふっくらおいしく、言われなければアルファ米とは気づかないレベルでした。
このアルファ米のシリーズには『おかゆ』もあって、これがまたむしろ普通のおかゆよりおいしい!
「アルファ米やるやん!」
しかも期限が3年も過ぎてるのに、全く問題なし。一説には最長20年保存可能らしいですので、無理に期限切れを消費していかなくてもいいかも。。。という気にもなってしまいます。