実家の母が特殊詐欺の電話を受けました。
市の保険課の鈴木と名乗る人物より「健康保険料の還付の通知を郵送しているが、請求がないので連絡しました」と言われた様子。
実家の両親は、母がⅠ型糖尿病のために毎月けっこうな医療費がかかりますので、予め高額療養費制度の『限度額適用認定』を受けています。
母は電話の話を聞くと「ちょっとおかしいな」と感じたそうで、
「わかりました。ほな一旦電話切って市役所に電話して聞いてみますので、鈴木さん?いてはりますか、言うて。あんた、詐欺とちゃいますの?」
と言ったとたん、電話をガチャ切りされたそうです。
79歳母ナイス!
このタイプの詐欺かもしれません。
(重要なお知らせ)医療費等の還付を装った振り込め詐欺にご注意ください | 広報・イベント | 全国健康保険協会
基本的に納め過ぎた税金や保険料などの還付金がある場合は行政から書類が郵送されてきます。
請求期限が定められているようで、請求手続きをしないからといって、わざわざ電話で知らせてくれることなんかないと思います。
我が家の場合も、亡くなった義母の社会保険料の還付通知書が郵送で届き、やはり郵送で手続きしました。
特殊詐欺のニュースはよく見ていますが、実際に自分の親にかかってくると「ほんとに身近なんだなぁ」と実感できましたので、更に気を引き締めないとですね。