なこのすけらいふ

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大好きな鰻がもう少し安くなればいいなぁ

昨日は久しぶりに長男が泊まりに来てくれました。

 

長男は我が家から車で15分程度のところに住んでいるので、2~3ヶ月に1回くらいのペースで帰省してきます。

 

夕食メニューは『土用の丑の日』も近いので、奮発して『鰻丼』にしました。

 

 

国産の小ぶりな鰻2190円を2尾購入、大きな出費でしたが20%割引シールが貼られていたので「876円儲かった!」と思うことにしました。

 

何もかも値上がりしている昨今ですが、鰻の値上がりは、養殖に必要な稚魚の漁獲量が年々減っていることなどにも要因があるようです。

 

鰻って川や湖にいるものと思っていましたが、ウナギは海で産卵し稚魚となって、淡水に戻って過ごす『降河性回遊魚』という種類の代表種なのだとか。

この逆がサケに代表される、産卵で川に帰ってくるタイプですね。『遡河性回遊魚』というそうです。

 

crd.ndl.go.jp

 

二ホンウナギの海での産卵場所は「西マリアナ海嶺」、日本沿岸から2500キロも離れた海の、しかも3000~4000メートルの深海だそうで、その生態があまり詳しくわかっていないそうです。

 

www.wwf.or.jp

 

ウナギの養殖は、海で生まれて淡水に戻ってきた稚魚を獲ってから養殖するので、価格も毎年の漁獲量に左右されてしまいますが、いつか『完全養殖』できる日がくれば流通価格も変わるのかなぁ、と思っていたところ。。。

 

www.kindai.ac.jp

 

『近代マグロ』で話題になった近畿大学で「二ホンウナギの完全養殖に成功」という記事を見つけました。

ただし、現段階では

 

現状の仔魚飼育技術は、特殊な小規模水槽でのみ飼育が可能なものであり、単純に水槽数の増大や水槽規模の拡大といった対策を施すだけでは大量生産の実現は困難です。本学を含め、現在開発されている既存技術では、シラスウナギを低コストで大量生産できる目途は立っていないのが実情です。

 

とのことで、今後の実用化に向けた課題解決を、鰻好きのひとりとして心待ちにしています!!