なこのすけらいふ

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小さいことにくよくよするな!

連れ合いの母は、昨年の10月に介護施設で家族に見守られて旅立ちました。

施設の部屋に残された義母の身の回りのものは、家族それぞれが希望のものを持ち帰りましょう、ということになったので、私は1冊の本をもらい受けました。

それがこの本、リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな!」です。


1998年初版のこの本には、心理学者である著者が「人生をもっと穏やかに過ごせるために」小さいことにくよくよしないための100のメッセージがつづられています。

義母の持っていたこの黄ばんだ本の奥付では1999年発行となっていますから、相当古い本です。

本の中の多くのページに付箋が貼られており、ページの中にも鉛筆でカギカッコが所どころに書き込まれていました。


義母が古い家族のアルバムと共に施設にも持ち込んだ1冊で、いかに義母がこの本を普段から読み込んでいたのかがうかがえます。

義母は早くからシングルマザーとして働きながら連れ合いとその姉を育てたキャリアウーマンです。
昔のことですから、働きながらのひとりの子育ては相当な苦労があったことと思います。

 

この本の最後、100番目のメッセージは「今日が人生最後の日だと思って暮らそう」です。

自分のことをあまり多く語ることなく逝ってしまった義母の心の内を少しでも知る手段としてもらい受けたこの本を、1年ぶりにまた読んでみたくなりました。

今日のウォーキングでの青空。今日のこの日を大切に。。!