なこのすけらいふ

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劇団四季のオペラ座の怪人は本当に凄かった!

劇団四季オペラ座の怪人を観に行きました。

 

生の舞台を観るという経験はこれまでほとんどありません。

演劇、ミュージカル、劇団四季については全くの初心者ですが、観劇の感想をひとこと。

 

劇団四季オペラ座の怪人は本当に凄かった!」

 

ストーリーは映画化されたものを見たことがあったのでだいたい把握できていましたが、あのスケールの場面の数々をどうやって舞台の中に収めるのかがとても興味がありワクワクです。

開演5分前まで劇場内で写真を撮ってもよい、ということでしたので、自席について記念にパチリ。もうこの時点で今から始まる舞台への期待が膨らみます。

開演前の舞台。中央にはオークションにかけられるシャンデリアが。

お芝居は中1回だけ20分休憩をはさみますが、舞台の全幕を通して、ほとんど幕を下ろすことなく次々と場面が変わり、「間」的なものが一切ありません。暗転も最小限で流れるように場面が目まぐるしく変わり、飽きさせません。

パリオペラ座での事件のお話なので、劇中劇(オペラ)がひんぱんにあるのですが、舞台の両側と奥にある幕を効果的に使って、舞台空間を最大限に活かしています。

 

特に劇中劇で「舞台の中にさらに舞台がある」演出がとても面白く、引き込まれます。

 

最初の劇中劇ではなんかヴェルディのオペラ「アイーダ」っぽい、または「サロメ」っぽいオペラが行われますし、その他にもロココ調の衣装の登場人物で「伯爵夫人」と「ケルビーノ」っぽいまたは「オクタヴィアン」っぽい登場人物が出てきて「あれ、ばらの騎士フィガロの結婚?」という感じなのですが、ストーリーも音楽も異なります。帰宅後プログラムを見ると劇中のオペラは全てこのミュージカルのオリジナルなのだそうで、アイーダっぽかったりフィガロっぽかったりするんですね。「っぽい!」って見る人が感じるのもまた面白い演出だと思いました。

 

俳優さんたちもすごい歌上手い!当たり前かもしれないですが、歌と演技に全く破綻がありません。ミュージカルの俳優さんって歌って踊れてお芝居ができるんですね。ほんとにすごいことだと思います。

だって、オペラなら歌い手さん、踊り子さん、コーラスがそれぞれ分業です。ミュージカルの人はこれ全部ひとりでやるんですよ。普通にすごいことです。

 

記念に、この日の配役表を写真に収めてきました。

当日の配役表

プログラムには、オペラ座の怪人の上演権獲得の条件が「ロンドン版オリジナル演出を踏襲すること」ということだったと書かれていましたので、演出から美術、振付、照明に至るまで外国人の名前が連なっているのですね。

 

初めての劇団四季ミュージカル「オペラ座の怪人」、楽しませていただきました!

 

予約サイトには手こずりましたが、チケット取ってよかったです。