なこのすけらいふ

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今、新人ビジネスマナーはどこまで指導するべきか悩む話

今日は中途採用の新人営業社員の研修をすることになっており、製品開発業務全般のレクチャーを予定していましたが、営業部門から「今日の研修に簡単でいいからビジネスマナー研修をちょこっと追加してくれん?」とのリクエストがありました。

 

なぜ急遽こんなことになったかというと…

 

実は前日ふとしたことから「営業の中途採用者のビジネスマナーは大丈夫だよね?」という話が幹部の中から持ち上がりました。

 

製品開発部門の課長が新人営業に顧客先へ同行訪問したときのこと、その顧客とはカフェで商談を行ったそうなのですが、その新人営業社員はスタスタとカフェの席に向かうなり、いきなり奥のソファーにためらうことなく座ったのだそうです。同行の課長はさすがに看過できず、彼を退かせてお客様に座っていただいたそうですが、お客様の苦笑いにも本人は頓着ない様子だったとか。

 

そんな事件めいたこともあり、いい歳をした中途採用者ではあるが、「中途採用なんだからビジネスマナーはできているはずだよね」という考えは危険なんじゃないか…?ということに今さらながらなったわけです。

 

聞くところによると、他の新人営業たちも


*お客様に送るメールの文章が上司の修正なしには出せないレベル
*週明け、緑色のインナーカラー(イヤリングカラー)で出社
*営業だけどリュック
*ストッキングなしの生足に膝上のスカート
*椅子の上であぐら(ここは自宅なのか!?)

 

とまぁこんな感じで、ダイバーシティな現代ですし常識と呼ばれるものも年々変化していくのが世の流れ。直ちに「それはNGやろ」とも言い辛いものがあります。

仕事さえちゃんとできていれば、ビジネスマナーとか別にどうでもいいのかもしれません。


一昔前なら迷うことなくできたこのレベルの指導に、なぜこれほどまでに気を使わなければいけないのか…

 

悩める50代でした。

 

気を取り直して本日の晩御飯。回鍋肉と麻婆豆腐です。回鍋肉の残りは明日のお弁当のおかずにします。