なこのすけらいふ

体験したこと、感じたこと、考えたこと

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平面と立体

いつもは実家に帰省しても1泊で帰るのですが、先日、結婚後初めて(だと思う)2泊してきました。

 

実家は狭い土地に庭もなく細々と建っている3階建ての木造住宅です。

阪神淡路大震災で建て替えた家なので、もう30年ほどになります。

 

とにかく土地が狭いので上に伸ばすしか選択肢がなく、家の中の移動はもっぱらはしごのような急な階段を下りたり上ったりの繰り返しです。

 

 

今、マンション暮らしの私にはこれが地味にキツいです。

 

自分もこの家に住んでいたわけで、その時はなんとも思っていなかったのですが、特に終日家にいて家の中の用事をしていると下りたり上ったりの運動量はなかなかのものです。

 

79歳の母は二度のガンの手術のあとⅠ型糖尿病を患い、脊柱管狭窄症の手術もしましたが、買い物、料理、洗濯などの家事を毎日おおむねこなしています。

 

将来的には家の中の階段の上り下りが難しくなる日がくるでしょうが、母にとっては家事をするために家の中の階段を下りたり上ったりしていることは、今のところ身体のためによいことなのではないか、と思いました。

 

ひるがえって自分のことを考えると、狭いマンション暮らしで家の中にこもっていると、たちまち『フレイル』になってしまいそうです。

 

意識的に身体を動かすことが、今後も必要になりそうです。