実は昨日の夕方、車で20分ほどのところに住んでいる長男がめまいで救急搬送されたと、勤めている会社から連絡がありました。
会社の人が近所の脳神経内科に電話で相談したら、救急車を呼んだ方がよい、ということで呼ばれたようです。
搬送先を聞いて急いでタクシーで向かったのですが、幸い脳の方には異常が見られず、「耳の方でしょう」と言われて一安心です。
とはいえ、ストレッチャーに横たわって点滴を受けている本人は、頭を動かすたびにグルグルと吐き気でとても起き上がれそうにないのですが。
命に関わりなく他に治療法のない病状のため、病院側は「早く出ていってほしい」ムードをさりげな~く出してきます。
「ちょっと立ってみようか」
と先生に言われ、長男がふらふらよちよち立ち歩く様子を見て、「あっ、無理しないで、無理そうなら車椅子があるから!」と言われます。
で?車椅子があるからなんなん。。。?
と思いましたが、病院の玄関まで車椅子使ったらいいですよ!とのことのようです。
しかたないですね。
病院にいても点滴以外にするべき治療がないので、点滴が終わったら帰ってね、ということです。
タクシーになんとか乗せて我が家まで連れてきました。
時間が経つにつれて少しずつ顔色もよくなってきて、ウィーダーインゼリーを飲んで横になり、今朝は起き上がって朝食も普通に食べられるようになって安心しました。
医師は『頭位めまい症』っていうのがあって、それかと思う、とのことでしたので、私が数年前に発症した『良性発作性頭位めまい症』のようです。
私のときは三日間身体を起こせず救急車となりましたが、長男の場合は翌日は家では起き上がって普通に食事もできるようになったので、比較的軽く済んでよかったです。