なこのすけらいふ

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加齢で起きる身体の変化~肌の痒み~

60代の連れ合いがここ数年しきりに膝下や背中を痒がっています。

皮膚を見ても特に吹き出物や赤みはありませんが、年齢と発生部位からして「老人性乾皮症(ろうじんせいかんぴしょう)」というやつでしょう。

老人性乾皮症は、加齢によって皮膚の脂質が失われることで皮膚のバリア機能が弱まり、乾燥が進むことによって起こります。

そこで、「まずは保湿剤を買おう」とドラッグストアに行きました。

棚の前には同じような年配の男性も保湿剤カテゴリー商品を物色中でした。

「ああ、あなたもやはり痒いのですね」と親近感がわきます。

冬のこともあって、「ユースキン」「ケラチナミン」「メンソレータム」と乾燥、痒み対策の保湿剤がたくさん並んでいました。医薬品も医薬部外品もあります。

種類が多すぎて色々迷った結果、まずは風呂上がりにオイルで肌表面を保湿してみよう、とマツキヨPBのベビーオイルを買いました。

「0歳から使える」ベビーオイル。人は年を取るとだんだん赤ちゃんに戻っていく。。。ともいえます。


実際に測ったことがあるのですが、風呂上がりは急速に肌の水分が失われていきます。

若い健康な肌であればしばらくすると肌の生理機能でもとの水分量に回復するのですが、年をとるとこのような自己回復機能も衰えますから、保湿剤に頼らざるをえません。


とりあえず、風呂上がりのベビーオイルでしばらく様子をみることにしました。

皮膚科では、「ポリウレタン素材が混紡されているユニクロヒートテックも痒みの要因になることがあるから、できるだけ綿100%の下着を着た方がいいよ」とも言われています。

ヒートテックは連れ合いの長年の愛用下着です。寒がりの連れ合いはヒートテックなしで冬は越せません。

手持ちのヒートテックの素材表示はアクリル、ポリエステル、レーヨン、ポリウレタンなどです。痒いのはヒートテックのせいかなぁ。。。
と思っていたら、あるではないですか!綿100%のヒートテック!!
いやよく見ると肌のあたる内側素材が綿100%でした。

「100%コットン」はあくまで肌の当たる内側のことでした。

 

ただ、内側の綿の部分がふわふわしていて肌触りがとても柔らかく暖か。

連れ合いも今のところ痒みもそれほど感じない、ということで、今までのヒートテックからこちらの「内側綿100%」タイプに洗い替え分も全て買い替えました。

 

素材を常に革新させてくるのがユニクロの強みですね。

これで冬場の肌の痒みが軽減されればいいのですが。。。年を取るって、色々と不自由なんですよね。