「富士山を見たい!」と思ったのは、関西生まれ関西育ちのため、50歳を超えるこの年になるまで、新幹線の中からしか富士山を見たことがなかったからです。
富士山、といえば日本一の山、日本人たるもの、一度はちゃんと見たいと思うじゃないですか。なので、「富士山を見る」タスクは私の「人生でしたい100のこと」のひとつに入っているのです。
というわけでGWにわざわざ富士山を見に奈良県から山梨県の富士五湖まで車を走らせたのですが、その日は生憎の雨模様。
こんな富士山が限界でした。。。
あまりに大きい富士山なので、多少天気が悪くても近くまで行けばきれいに「あの富士山」が見えるもの、という期待はあっさり裏切られました。
大き過ぎるがために逆に雲のある位置をすでに山頂が突き抜けているため、その存在を伺い知ることすらもできません。まさに神秘のベールに包まれています。
地元の人にはおかしく思えるかも知れませんが、
「あるはずやん?この辺に富士山絶対あるはずやん…?」
て動揺しまくりの奈良県人の私たちです。
思い起こせば沖縄もあの「青い海、青い空」を期待して行きますが、基本的に雨の多い地域。自然の景観を見るのは、お天気だけは神頼みですね。
富士山の麓まで行けば漏れなく富士山が拝める、というわけではないことを痛いほど思い知ったこの度の旅行。
宿も有給休暇もとってあるし、天気のために急な日程変更もできないので、今回は仕方がなかったですが、もしリベンジの機会があれば宿を素泊まりにしておいて、お天気を睨みながらぜひ再チャレンジしてみたいと思います。
富士山のきれいな姿を拝みたいなら、お天気は外せない絶対条件ですね。