なこのすけらいふ

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鉛筆デッサン、羽根帚の威力

絵を描くようになって、「羽根帚」を使っています。

学生時代にも使ったことがなく、最初は「要らないかな」と思ったのですが、試しに小さいサイズのものを買ってみて使ってみました。

 

結論から言うと買ってよかったです。

 

あるとなしでは大違いの羽根帚。

 

鉛筆や色鉛筆で写生をしていると、消しゴムのカスが出るのでそれを払うときに羽根帚を使うのですが、手で払うと紙をこすってしまって汚れたりするところ、羽根が紙を傷めることなく確実に軽やかにカスを取り去ってくれます。

 

練り消しを使うと、基本カスは出ないとはいえ、極細かいものが紙の表面に付くことがあって、鉛筆ののりが悪くなることがありますが、これもきれいになります。

 

昔、車のボディのホコリ取りに羽根のついたふわふわの絵付きモップがありましたが、あれは今見かけなくなりました。

 

私たち世代のお父さん方はみな、日曜日の朝、あのふわふわモップで車をなでなでしていましたが、塗装のコート剤の進化で必要なくなったのかもしれないですね。

 

デッサン、製図用の羽根帚も、ちょっぴり気取った感じがするものですが、今回使ってみて「紙を傷めず異物を除去できる」羽根帚は、絵を描く人には必携のツールではないかと思いました。