今朝のTVニュースで、山形市が総務省統計局に対して「うどんとそば」の外食費用の家計調査で「うどん」と「そば」を分けて集計してほしい、と要望書を出したと伝えていました。
総務省統計局では全国政令指定都市を対象にした家計調査で、「うどんとそば」のカテゴリでは「うどん県」にある高松市が23年連続1位なのだそうで、山形市は現在5位、そば店の多い山形市が「そば」だけで勝負すれば「もっと上位が狙えてアピールになる!」という思惑だそうです。
なるほど、総務省統計局の下記調査資料によると、2020年~2022年の「外食」の「日本そば・うどん」の調査結果では
1位:高松市
2位:静岡市
3位:宇都宮市
4位:岐阜市
5位:山形市
となっていました。
統計局ホームページ/家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2020年(令和2年)〜2022年(令和4年)平均)
この調査での項目は「日本うどん・そば」「中華そば」「その他麺類」「すし」「和食」「中華食」「洋食」「焼肉」「ハンバーガー」「他の主食的外食」「喫茶代」「飲酒代」「学校給食」なので、この中でうどんとそばを分けて調査するの難しそうですね。
だって、庶民にとっては蕎麦屋さん、いわゆる蕎麦の専門店で食事する機会より、「うどん・そば、丼物」のお店で食事する機会の方が圧倒的に多いように思います。
山形市では蕎麦の専門店が多いのかもしれませんが(高松市はうどんの専門店が多いですもんね)、全国に当てはめて「分けて」調査するのも難しいかと。
ただ、今日のニュースで「山形市ではそばが名物」ということを知りましたので、山形に行く機会があればぜひおいしいお蕎麦を堪能したいと思います!