なこのすけらいふ

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自分の葬儀に呼びたい友人って何人くらいいるもの?

エンディングノートはできれば毎年更新したいところですね。

エンディングノートを書いていて、ちょっと自分でも面食らったことがありました。

連れ合いの母が88歳で亡くなったとき、生前の元気なとき本人からは

「葬儀は身内(本人の子供家族)だけでな。食事ケチったらあかんで。みんなでワイワイ楽しんで仲良う食べてほしいんや。お墓は一心寺(永代供養で有名な大阪のお寺)な。頼んどくで。」

という希望は聞いていました。母は連れ合いが幼いときすでにシングルであったため、お墓もないし、特に付き合いのある寺院があるわけでもなく、ただ「浄土真宗」ということだけは聞いていました。

葬儀の打ち合わせで葬儀屋さんに「浄土真宗で適当なお寺さんご紹介ください」と頼んだところ「西ですか?東ですか?」と聞かれ困りました。そう、我々そのあたりのことにとんと疎く、浄土真宗にも宗派があるのか!とこのとき知り大慌て。


母の部屋を探すとノートが出てきて、

「葬式、身内だけ、西本願寺!」

との走り書きメモを発見、さっそく葬儀屋さんに「西です!」と伝えてお寺さんを紹介いただくことができました。

nakolife.hatenablog.com

 

そんなこともあり、色々ちゃんとわかるようにしとかないと残された家族は困ることもあるよなぁ、と考え、そろそろエンディングノートをしたためねばと思い立ったわけです。

エンディングノートって、基本的には残された人が困らないように、自分のことをあれこれ書き残しておくものですが、どのエンディングノートも大枠は下記のような構成です。

  • 生い立ち
  • 預貯金や株などの財産目録
  • 介護の希望
  • 臓器提供の希望有無
  • 葬儀の希望
  • 葬儀に呼んでほしい(知らせてほしい)人のリスト
  • お墓の希望
  • 感謝の言葉など

葬儀に呼んでほしいかどうかはおいといて、亡くなったことを知らせてほしい人ってことは、親族のほかには友人、知人ってことで。


今の時代家族葬が一般的だし、知人レベルで自分の葬式にまで来ていただくのは申し訳ないような。
だとすれば、友人…?
自分の葬式にまできてもらえたらいいなぁと思える友人…親友レベルの?(私この親友って言葉超苦手です)と色々考えてたら、この欄には35年来の付き合いのあるたった二人の名前しか書けませんでした。

会社関係や趣味のグループなど、そのグループ枠を越えて食事に行ったり、時には旅行にいったりするような友人はいます。ただ、転職したり趣味をやめたりしてまで関係が続くといえば、私の場合は数年で途切れてしまいます。

1年生になって仮に友達100人できたとしても、50も過ぎれば友人と呼べる人は二人だけ、こんなもんです。
葬式に来てもらいたいと思える友人が二人だけって少ないのかな?普通かな?とエンディングノートを下記ながら今さらにように悩んでしまったわけなのです。

エンディングノートに書き込む「葬儀に呼びたい人」の数、皆さんなら何人になりましたか?